福山市に「児童館」はある?年齢別に使える子育て支援拠点まとめ

保育士と手をつなぐ子どもたち 市から

福山市に「児童館」という施設はありません

「福山市 児童館」で検索してこのページにたどり着いた方に、まず結論からお伝えします。

福山市公式サイトを確認したところ、福山市には「児童館」という名称の公的施設はありません。東京都など一部の自治体にある、子どもが自由に立ち寄って遊べる「児童館」という制度そのものが、福山市には存在しないようです。

ただし、児童館がないからといって、子どもを遊ばせられる屋内施設がないわけではありません。福山市には、対象年齢や目的ごとに次のような施設・事業があります。

  • 就学前の子ども向け:地域子育て支援拠点(子育てひろば)、ネウボラセンター
  • 小学生向け:放課後子ども教室、放課後児童クラブ(学童保育)

この記事では、これらの施設を年齢別に整理し、それぞれどんな場所で、どう使えるのかをまとめました。

年齢別に見る、福山市で使える子育て支援拠点

まず全体像を年齢別に一覧にしました。

年齢の目安施設・事業名主な特徴
0歳〜就学前地域子育て支援拠点(子育てひろば)市内36か所。保育所・こども園に併設された遊び場+相談窓口
0〜3歳ネウボラセンター「プレイルーム」天満屋福山店8階の遊びスペース
4〜8歳ネウボラセンター「ネウボランド」屋内遊戯場。土日祝は整理券制
小学生放課後子ども教室市内29学区で実施。小学校内などで活動
小学生(保護者の就労等が条件)放課後児童クラブ(学童保育)誰でも自由に利用できる施設ではない点に注意

それぞれ詳しく見ていきます。

0歳〜就学前:地域子育て支援拠点(子育てひろば)が市内36か所にある

福山市には「地域子育て支援拠点事業」という制度があり、就学前の子どもと保護者を対象に、遊び場の提供や子育て相談、情報提供を行っています。2026年9月時点で、市内36か所の施設がこの事業を実施しています。

大きく分けると、次の2種類があります。

公立保育所・認定こども園の「ふくやまローズひろば」

福山市の公立保育所・認定こども園6施設で実施されている子育て支援ルームです。

  • 水呑立正保育所
  • 柳津保育所
  • 新市保育所
  • 神辺保育所
  • 大学附属こども園
  • 伊勢丘こども園

福山市公式サイトの案内によると、施設ごとに月間の予定表があり、開放日や子育て講座の日程はその予定表で確認する形になっています。利用時間や料金については、福山市公式サイト上には明記がありませんでした(無料で予約不要とする情報もありますが、行く前に施設へ電話確認しておくと安心です)。

私立保育所・こども園の子育て支援施設(約30施設)

私立の保育所やこども園にも、それぞれ愛称のついた子育てひろばが設けられています。一部を紹介します。

愛称実施施設電話番号
すくすくまこと保育園084-954-1221
あそびにおいでよ東深津保育所084-923-6739
カンガルーポケット宜山ひかり保育園084-976-3042
ひよこ広場松永東保育所084-933-4519
にこにこひろばせんだの森084-955-0078
アップルクラブ大津野こども園084-943-6036
ひまわりっこ瀬戸こども園084-951-1473
うさぎっこクラブわかばこども園084-972-6756
そらひろばみゆき084-955-0049
にじひろばふかつ084-925-3179
みやまえらんど宮前こども園084-934-5321
ともっこひろば鞆こども園084-982-2455
ぬまくま子育て支援センター童心園084-987-2527
なかよしキッズ春日こども園084-943-8738

このほかにも市内各地に同様の施設があり、最新の全施設一覧は福山市公式サイト「地域子育て支援拠点事業一覧」で確認できます。施設数が多いため、この記事ではすべてを掲載していません。お住まいの地域に近い施設を探すときは、公式サイトの一覧ページを見るのが確実です。

自宅や保育所の近くに、こうした子育てひろばがないか、一度チェックしてみることをおすすめします。

「いくたす」はゆめタウン福山2階にある

市内の子育てひろばの中でも、ショッピングセンター内にあって利用しやすいのが「子育てサポートステーションいくたす」です。

  • 場所:ゆめタウン福山2階(広島県福山市入船町3丁目1-60)
  • 営業時間:10時00分〜16時00分(隔週で土・日休館)
  • 料金:遊びのひろばの利用は無料
  • 予約:通常利用は予約不要
  • 特徴:0歳児専用のお部屋があり、専門の保育士が常駐して子育て相談にも対応
  • 問い合わせ:084-931-6606

買い物のついでに立ち寄りやすく、0歳児の赤ちゃん連れでも利用しやすい設計になっています。なお、有料の一時預かり保育も実施していますが、こちらは福山市在住であることと事前予約が条件です。

0〜8歳向け:ネウボラセンターの遊びスペース

福山駅前の天満屋福山店8階にある「ネウボラセンター」にも、子ども向けの遊びスペースがあります。

  • プレイルーム(0〜3歳向け):小さな子ども向けのスペース
  • 屋内遊戯場「ネウボランド」(4〜8歳向け):平日は10時〜12時と13時〜17時に利用可能。土日祝日は1日7回の入れ替え制で、整理券が必要です

ネウボラセンターは遊び場だけでなく、妊娠・出産・子育ての相談窓口や、保育所等利用申請などの行政手続きも一か所でできる複合施設です。詳しい利用時間や駐車場情報、相談の予約方法などは、別記事「福山市の「ネウボラセンター」とは?」で詳しく紹介しています。

小学生向け:放課後子ども教室

未就学児向けの施設に比べると、小学生が気軽に利用できる屋内の遊び場は限られています。その一つが「放課後子ども教室」です。

  • 対象:小学生
  • 実施場所:小学校の余裕教室、体育館、交流館など
  • 実施日:平日の放課後や土曜日、夏休み期間など
  • 実施地区:市内29学区
  • 申込方法:「放課後子ども教室参加申込書(児童用)」を、参加したい教室に提出

料金や、在籍校の児童以外も参加できるかどうかについては、福山市公式サイト上に明記が見当たりませんでした。気になる場合は、まちづくり推進課(084-928-1243)に問い合わせてみてください。

小学生向け:放課後児童クラブ(学童保育)は「誰でも自由に」ではない

「児童館」に近いイメージで語られることがある施設に、放課後児童クラブ(学童保育)があります。ただし、児童館との大きな違いとして、放課後児童クラブは保護者の就労など、保育が必要な家庭の児童を対象にした施設であり、誰でも自由に立ち寄って遊べる場所ではありません。

  • 対象:市内小学校に在学、または市内に住所がある児童(利用には申込・審査が必要)
  • 利用料:基本利用料が児童1人月3,000円、これとは別に運営費が月1,500円〜2,000円程度など、クラブごとに費用が異なる

利用条件や申込時期、料金の詳しい内訳は、別記事「福山市の放課後児童クラブ利用料金と申込方法」で紹介しています。共働きなどで放課後の預け先を探している方は、あわせて確認してみてください。

利用する前に確認しておきたいポイント

  • 地域子育て支援拠点(子育てひろば)は施設ごとに開放日・時間が異なります。 行く前に電話で確認するか、施設の月間予定表をチェックしましょう。
  • 料金や設備(授乳室・おむつ替えなど)の情報は、施設によって公式サイト上に明記されていないものもあります。 心配な場合は事前に問い合わせるのが確実です。
  • 施設数や愛称は年度によって変わる可能性があります。 最新情報は福山市公式サイトの「地域子育て支援拠点事業一覧」で確認してください。

よくある疑問

Q. 福山市には本当に児童館がないのですか? A. 福山市の公式サイトを確認した限り、「児童館」という名称の施設は見当たりませんでした。ただし、機能としては近い、乳幼児向けの子育てひろばやネウボラセンター、小学生向けの放課後子ども教室などがあります。

Q. 未就学児が無料で遊べる施設はどこですか? A. 市内36か所の地域子育て支援拠点(子育てひろば)や、天満屋福山店のネウボラセンター(プレイルーム・ネウボランド)、ゆめタウン福山内の「いくたす」などが利用できます。多くは無料・予約不要ですが、施設ごとに条件が異なるため事前確認をおすすめします。

Q. 小学生が放課後に自由に遊びに行ける場所はありますか? A. 未就学児向けの施設ほど選択肢は多くありませんが、市内29学区で実施されている「放課後子ども教室」が近い形といえます。申込書の提出が必要です。保護者の就労等で預け先が必要な場合は、放課後児童クラブ(学童保育)の利用を検討してください。

まとめ

福山市には「児童館」という名称の施設はありませんが、年齢に応じて利用できる子育て支援の場は複数あります。

  • 就学前の子どもには、市内36か所の地域子育て支援拠点(子育てひろば)や、天満屋福山店のネウボラセンターがある
  • 小学生には、放課後子ども教室や放課後児童クラブという選択肢がある(ただし放課後児童クラブは条件付き)
  • 施設ごとに開放日・時間・料金の詳細が異なるため、訪問前の確認が安心

「児童館」という言葉にこだわらず、お子さんの年齢に合った施設を探してみてください。近所に子育てひろばがあるか、まずは福山市公式サイトの一覧をチェックしてみるのがおすすめです。